犬を撫でてあげると犬の心拍数が減り、心臓のリズムが和らぎます。
すると副交感神経が優位になります。
副交感神経とはリラックスしているときの神経。
犬は信頼している人に撫でてもらうことで、自然とリラックスするのです。
犬にも愛情と関心が必要です。
今は1人ぼっちでお留守番をしている犬が多いでようです。
1日中1人ぼっちで留守番をするストレスによって不安神経症に悩まされている犬も多いとのこと。
ドイツでは[犬を1人ぼっちにして、6時間以上留守番させてはいけない。]という犬の法律があります。
私たちの1時間と犬の1時間では密度が3〜7倍違うということも関係しているのかもしれません。
お仕事をしている人も、お昼休みに戻ってきて犬と時間を過ごすそうです。
また、6時間以上散歩にいかないで部屋に閉じ込めっぱなしにしていると、近隣から通報されるそうなんです。
日本にはそのような法律はありませんが、犬もずっと1人ぼっちは寂しいですね。
お留守番は飼い主さんの仕事もあるので仕方のないことです。
私はその後のケアが大切だと思っています。
お仕事から帰ってきたら散歩をしてあげるのはもちろんですが、時間を共に過ごし撫でてあげる時間を作りましょう。
愛していること、関心をもっていることを撫でることで伝えられます。
特に赤ちゃんのときは優しく愛情のある世話が大切です。
愛情のある世話がなされないと食物の消化がうまくいかずに身体が弱り、赤ちゃんの生死に関わります。
人間の赤ちゃんも食物や温かい寝床を与えられるだけでは、健やかに成長しないと言われています。
食物や温かい寝床といった世話以上に、母親の愛情がかかせません。
動物も同じです。
ご飯と寝床を与えるだけではなくて、たっぷりの愛情を注いであげることが大切です。
たくさん撫でてあげましょう。
撫でてあげることで副交感神経が優位になると、動物の赤ちゃんは安らぎ、消化液の働きが活発になって栄養の吸収がうながされます。
そして成犬になっても、愛情は必要です。
共に時間を過ごし、撫でる時間を作りましょう。
私たちを無条件に愛してくれる犬に、私たちもたっぷりの愛を返しましょう。
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